毎日残業ばかりで、日々のストレスが溜まっていませんか?もしyesなら、次の長期休暇には、天然温泉にでも行って心と体を癒してあげましょう。天然温泉はリラックスできるだけでなく、その土地の文化や歴史に触れられるので、知識も身につけることができます。中には、歴史を遡ると何世紀も前から使用され、かつては神聖な場所とされていた温泉地もあります。世界各地には数多く天然温泉がありますが、今回は、わざわざ足を運ぶ価値のある特別な温泉を紹介します。
1. アイスランドのブルーラグーン
ブルーラグーンは、硫黄の匂いがすることで知られていますが、だからと言ってそれは避ける理由にはなりません。溶岩地帯の中心に位置するこの地熱温泉は、一年中、華氏100度の一定の温度を保っていて、シリカ、藻類、天然ミネラルが大量に含まれています。そのため、お湯は鮮やかなブルーのように見えますが、実際は乳白色なのです。
2. コスタリカのタバコン温泉
コスタリカのタバコン温泉は、今も活動を続けるアレナル火山の熱を利用した、直下のジャングルの中にある露天風呂です。計11つの温泉が湧き出ていて、温度も贅沢さもそれぞれ大きく異なり、観光客の好みに合わせて選べます。どの温泉を選んでも、コスタリカの豊かな生物多様性を垣間見ることはできるので、ご安心ください。
3. チベットの羊八井温泉
雪を頂いたヒマラヤ山脈に、世界で最も高い位置にある温泉、羊八井温泉があります。この温泉は、伝説によると、「上空を飛ぶ鳳凰が暗闇の中で暮らす地元の人たちを見て、まばゆいばかりの目玉を地面に落としたのが始まり」とされています。「そこにいた仙人がその目玉をつかみ、空の巨大な電球に変えてしまったが、この仙人の光をうらやんだ男が怒りの矢を放ち、数百万個の破片に砕け散った」と伝えられているそうです。
4. 南極大陸のデセプション島
灼熱の暑さを感じる国に行くか、氷に包まれる極寒の国に行くかで迷っている人は、その両方のいいとこ取りができる南極大陸のデセプション島がおすすめです。この島には、南極大陸の沖合にある活火山があり、それが温泉を作り出しているのです。熱さと冷たさの奇妙な組み合わせが話題を呼び、おもしろい観光名所となりました。また、この島は、噴火している火山の上を船で直進できる、世界でも数少ないスポットのひとつでもあります。
5. トルコのパムッカレ
トルコ西部にある純白の温泉地パムッカレは、岩の上に大量のカルシウムが堆積してできたものです。少なくとも1,000年以上前から、人々はこの地の露天風呂を訪れているとか。パムッカレの水は、底に浮かぶ小さな泡が特徴的で、それに由来して「シャンパンウォーター」とも呼ばれています。
6. バリ島のバンジャール温泉
南の島・バリ島に来たら、もうこれ以上の暑さは必要ないかもしれませんが、島北部の森の中にあるバンジャール温泉は、聖なる熱水の源といえるでしょう。皮膚やリウマチに関連するさまざまな病気に効果があるといわれるこの水は、8つのドラゴンの石像から下の温泉へと噴出しています。バンジャール温泉を去った後でも、まだウォーターアクティビティを楽しみたいという人は、隣にあるロビナ・ビーチに行って、一日中海辺で過ごしましょう。