世界最高峰の露天風呂にて、美しい山々、熱帯雨林、氷山に囲まれながら浸かる…。長時間のドライブで疲れた体を極上の温泉で癒せるなんて、こんな最高なご褒美はありませんよね。地熱で温められた水が地殻から湧き出る露天風呂は、リラックス効果だけでなく、ストレス解消や美肌効果など、あらゆる健康上のメリットがあるのです。さらに嬉しいことに、世界有数の露天風呂のほとんどは、旅行のバケットリストにも入っているような素晴らしいロケーションにあります。そこで今回は、海外のおすすめ露天風呂ランキングを発表します。では早速、みていきましょう!

 

第1位 パムッカレ遺跡プール(トルコ)

トルコ南西部にある世界遺産パムッカレナチュラルパークには、十数ヶ所の温泉が点在しています。エジプトの女王クレオパトラをはじめ、歴史上数多くの王族が入浴したといわれています。お湯が青色なのが特徴ですが、真っ白な石灰岩の段丘によってさらに鮮やかに輝いています。効き目としては、循環器系の病気や血圧低下に効果があるとされ、安らぎと癒しを求めてたくさんの観光客が毎年訪れています。

 

第2位 ケロシン・クリーク(ニュージーランド)

北島にあるロトルアのケロシン・クリークをはじめ、ニュージーランドの露天風呂は、他の有名な自然観光スポットと同様に、期待を裏切らないものです。緑豊かな熱帯雨林を背景に、小川に静かに流れ込む滝など、北島ならではの大自然に浸りながら、温泉を堪能することができます。ケロシン・クリークで泳ぐのは無料ですが、アクセスが少しややこしいので、正しい行き方と砂利道でのドライブをおさえておくべきでしょう。

第3位 オホ・カリエンテの鉱泉(ニューメキシコ州)

歴史ある「オホ・カリエンテ・ミネラル・スプリングス・リゾート&スパ」は、華氏86度から105度の治癒効果のある鉱泉をもつ、世界初の硫黄を含まない露天風呂など、温泉好きにはたまらないポイントが詰まっています。ニューメキシコ州北部にあるこの聖なる温泉は、低木が生い茂る崖を背景に、砂岩に映える繊細な装飾がアクセントとなり、アメリカ南西部の美しさに思わず虜になるでしょう。また、露天風呂のほかに、マッドプールがあることで有名です。そこでは、本来は治療用である赤茶色のクレイがあり、入浴者は全身に泥パックとして塗ることができます。

 

第4位 クラウス温泉(カナダ)

車で天然温水プールに行くのと、山の斜面に沿って人里離れた温泉までカヌーを20km漕いで行くのとは、まったく別物ですよね?断然、後者に興味があるという方には、カナダから遠く離れたノースウエスト準州にあるクラウス温泉がおすすめです。ナハニ川を数週間にもわたって漕ぎ続け、見事な渓谷と轟音を立てる滝の間を縫っていくと、そこには秘境の楽園が待っているのです。この自然によって生み出されたクラウス温泉には、硫黄の露天風呂もあり、心身を休ませたり、天然湯に浸かったり、リラックスしたりすることができます。

 

第5位 チェナ温泉(アラスカ州)

チェナ温泉は、アラスカ州で最も居心地がよいオーロラ鑑賞席のひとつです。よく開発されたこの内陸部の温泉リゾートは、フェアバンクスの郊外にあり、州内でも比較的アクセスしやすいのが特徴です。アラスカの美しさと魅力が凝縮され、湯けむりと氷に覆われた冬景色が眺められます。同リゾート内にあるオーロラアイスミュージアムと氷のバー(氷を彫って作られたカクテルグラス付き)では、一年中オーロラ鑑賞が可能です。